傷害保険の基礎知識

傷害保険と医療保険の違いとは?

傷害保険とよく比較される保険に「医療保険」があります。
医療保険とは、病気やケガをカバーしてくれる保険です。

「それなら、医療保険にだけ加入すればいいのでは?」と疑問をもたれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、医療保険と傷害保険では、補償される範囲などに違いがあります。
こちらでは、医療保険と傷害保険の違いを紹介していきます。

医療保険と傷害保険の違いは?

医療保険と傷害保険は、どちらの保険もケガを補償できる点においては共通していますが、

  • 補償範囲
  • 加入条件
  • 保険料

の3つに違いがあります。

補償範囲の違い

医療保険から保険金が支払われるのは、基本的に病気やケガによる「入院」や「手術」を行った場合に限られます。

したがって「通院」をしても、保険金は支払われません。

たとえば、スポーツで足を骨折して、その治療に入院が不要と判断されれば、医療保険から保険金は支払われないということです。

これに対して傷害保険であれば、通院1日目から保険金が支払われます。

このことから傷害保険は、スポーツをされている方や、医療保険の上乗せとして加入することがおすすめです。

ただし医療保険でも、特約などにより「退院後の通院」に限って保険の対象にすることができます。

加入条件の違い

医療保険は、健康状態が悪いと加入することができません。

さらに、加入の申し込みをする時に、過去の病歴を伝えなければならないことが義務づけられています。(これを「告知義務」といいます)

これに対して、傷害保険には健康状態の制限はありません。

持病があって医療保険に加入できない人でも、ケガの補償だけなら、傷害保険でカバーできるというわけです。

保険料の違い

医療保険は、加入者の健康上や性別、年齢によって保険料を決めるしくみです。
年齢が高い人ほど、保険料は高くなります。

保険料がずっと変わらないタイプの保険もありますが、この場合でも、加入時の年齢が高いほど保険料が高く設定されています。

また性別でみると、若い世代は基本的に女性の保険料の方が高く、中高年世代になると男性の方が高くなるよう設定されています。

しかし傷害保険では、健康状態や年齢、性別による保険料の差はありません。

その代わりに、加入者の職業を危険な職業と、そうでない職業とに分けています。

危険な職業に分類されるのは、たとえば建設作業の仕事、バスやタクシーなど自動車を運転する仕事、船や航空機に乗る仕事、農林業や漁業の仕事などです。

こうした職業にあてはまる場合、他の人よりもケガをする可能性が高いと判断されて、保険料が高くなります。

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