医療保険の基礎知識

医療保険とは?

皆さんは病気やケガへの備えはどうしていますか?健康な時にはあまり気にはなりませんが、病気やケガは突然訪れるものです。
病気やケガになった場合、身体的負担も大きいですが、それと合わせて通院や入院、手術などの医療費用等「経済的負担」も発生することになります。

こうしたもしもの場合の経済的負担に備えることができるのが医療保険です。
一口に医療保険と言ってもどのようなリスクに備えるのかによって、考えるべきポイントが違います。まずは基本をしっかりと理解していきましょう。

医療保険とは

医療保険についてご説明する前に、まずは公的医療保険(国の医療保険制度)について少しお話したいと思います。

公的医療保険制度は、病気やケガをしたときに医療費の一部を公的な機関が負担する制度のことです。種類にもよりますが、通常はこの制度により、自己負担は3割ほどで済みます。
また、医療費が高額になった場合には、「高額療養費制度」という制度があり、これを利用できれば月々にかかる医療費がある一定額を超えると後で払い戻されます。

ですが、全ての出費を公的医療保険だけでまかなえるわけではなく、入院した場合の差額ベッド代や食事代は全て自己負担になります。また先進医療を受ける場合、技術料は公的医療の対象外となるため、負担費用が高額になる可能性もあります。

そこでこうした経済的なリスクに備えるためにあるのが医療保険です。公的医療保険の保障やご自身の預貯金では足りない部分、働けない間の生活費などへ経済的に備えることができます。

医療保険の種類

医療保険には保障期間が決まっている「定期タイプ」と、一生涯の保障が受けられる「終身タイプ」の2種類があります。

定期タイプ

定期タイプは10年間や50歳までなど、一定期間・一定年齢まで保障を受けられるタイプです。自身のライフスタイルに応じて保障の手厚い時期を設定したい方におすすめです。
年齢にもよりますが、保険料の負担が比較的おさえられる傾向がありますので、支払いをできるだけおさえながら保障を準備したいという方に向いています。

一般的に契約終了(満期)を迎えるタイミングで、契約更新するかしないかを決めることができますが、契約更新する場合は、更新時期の年齢で保険料が再計算されるため、多くの場合保険料が上がるため注意が必要です。

終身タイプ

終身タイプは、途中で解約しない限り亡くなるまで保障が一生涯続きます。そのため保険料も加入時から一定で変わらないのが一般的です。
年齢が若いうちに加入しておくと、支払い期間は長くなりますが、一定の保険料で高齢になった場合でも病気やケガに備えられるという特徴があります。

その反面、年齢が若い間の保険料負担が比較的大きくなる場合がありますが、将来を見越して一生涯の保障に備えたいという方に向いています。

まとめ

健康なときは保険の重要性について考えにくいものですが、病気やけがなどの「万一」は予期せぬタイミングでやってきます。そのため早いうちから医療保険の特徴や、自分のニーズについて考え、目的に沿って数ある医療保険から選び・絞り込んでいくことが大切です。

医療保険を準備していない方や、または保障内容が不十分かもしれないと気になる方は、病気やケガをした場合のリスクにしっかり備えるためにも、この機会に医療保険について考えてみてはいかがでしょうか。

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